構造が一番のポイント

マンションとアパートの違いは構造が少し違うだけですので、呼び名に惑わされないようにしないといけません。 なので、物件選びの際は呼び名に惑わされることなく、構造は何なのかという部分をきちんとみないといけません。 「○○コーポ」や「△△マンション」、「□□ハイツ」など様々な表記がありますが、マンションとついていても木造の可能性もあるのですから、イメージだけで避けず間取りや構造を見てみましょう。 例に挙げた「○○コーポ」などの名前ですが、イメージだけで言うと「2階建ての木造物件」なんていうイメージがあるかもしれませんが、2~3階建ての鉄骨の物件にもそういった名前がついていることもあります。 これはマンションなのか、アパートなのかというと、明確な規定がないため不動産によって変わってきます。 ですので、不動産が広告を出す際に「この物件はアパートだな」と思えばアパートに、「マンションだろう」と思えばマンションと表記がされているわけなのです。 一般的には、木造や軽量鉄骨造の準耐火物件、低層物件のことを「アパート」といい、鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリート造など耐火構造の集合住宅のことを「マンション」と呼んでいます。 それぞれの特徴は、アパートは基本的に2階建ての物が多く、建築費が安いので家賃も低目に設定されていることが多いです。 構造上、高層住宅には出来ないのでエレベーターもないですし管理人も居ない場合が多いので、管理費も安いのです。 マンションは構造からも高層住宅にもでき、建築費もかかってくるので家賃もアパートよりは高く設定されています。 3階以上の建物が多いのでエレベーターもあり、管理人もいる場合が多いです。 こういった特徴があります。 因みに、私たち日本人が「マンション」と呼んでいる建物は「鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリート造の3階建て以上の住宅」ですが、英語のマンション(mansion)は大邸宅のことなので、アメリカ人に「マンションに住んでいるよ」というと大金持ちだと思われるのでそういった場面になった場合は気を付けましょう。